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《こんにゃく伊藤》の居心地ブログ【73】~ウサギとカメはどちらも不幸~

【ウサギとカメ】
♪もしもしカメよ、カメさんよ~♪でおなじみの
動揺「ウサギとカメ」。
元々はイソップ寓話で、いろいろと派生した話が存在しますが、
大きくあらすじをまとめると、
ウサギに歩みの鈍さをバカにされたカメは、
山のふもとまでかけっこの勝負を挑む。
かけっこを始めると予想通りウサギはどんどん先へ行き、
とうとうカメが見えなくなってしまった。
ウサギは少しカメを待とうと余裕綽々で居眠りを始めた。
その間にカメは着実に進み、
ウサギが目を覚ましたとき見たものは、
山のふもとのゴールで大喜びをするカメの姿であった。
このお話の教訓は
過信(自信過剰)して思い上がり油断をすると物事を逃してしまう。
また、能力が弱く、歩みが遅くとも、脇道にそれず、
着実に真っ直ぐ進むことで、
最終的に大きな成果を得ることができる。
ということになります。

これは「教訓のある物語」であって、
実際にはありえない結果の話です。
明らかにスピードが早いウサギと
明らかにスピードが遅いカメでは、
かけっこをする前から、勝負は見えています。

ではなぜ、ウサギはカメを馬鹿にし、
カメはウサギに勝負を挑んだのか?

【勝つことが全てではない】
ビジネスの世界や会社の出世争いなど、
今の社会の価値観は
「勝つこと」に重きを置いています。
これは個人にも言えることで、
より多くのフォロワーやいいねの数を競うのも
「勝つこと」と同様です。
しかし、
こと人生においては、
全ての勝負に勝つことが良いのではなく、
負けることが良いこともあります。

さて、ウサギとカメのお話ですが、
現実世界で考えたときに、
カメはウサギにかけっこでは決して勝てません。
むしろ、勝ってはいけません。
なぜか?
カメがカメではなくなるからです。

人生を考えたとき、
何より大切なことは「自分として生きること」です。
ウサギとのかけっこ勝負で負けることは
「カメがカメとして生きる証明」になるわけです。
カメにとっては、
実は負けることに意味があったということです。
カメはウサギのように
ぴょんぴょんと素早く走る必要が無く、
固い甲羅で身を守り、ゆっくり生きていくのが、
カメ本来の生き方だからです。

【どちらも不幸な理由】
今回のブログの題名は
~ウサギとカメはどちらも不幸~としました。
なぜどちらも不幸なのか?

もしウサギが
ウサギの家族や仲間の中で幸せに生きていれば、
カメに向かって
「どうしてそんなにのろいのか~?」と言うでしょうか?
このウサギは家族や仲間の中で、
劣等感を抱いているウサギです。
だらか明らかにかけっこが遅いカメを
罵ったわけです。
簡単に勝って、優越感を味わうために。

そしてカメ。
カメが家族や仲間の中で幸せに生きていれば、
ウサギに向かって
「なんとおっしゃるウサギさん」と言うでしょうか?
自ら自分を否定せず、受け入れて生きていれば、
こんなウサギを相手にしないはずです。
「どうしてそんなにのろいのか~?」
「カメだから」
と、自信をもって言えるはずです。

人は、生まれ持って備わっているものはもちろん、
経験したこと、環境、全てが違います。
だからこそ、
自分と他人は比べるものではありません。

劣等感は自分に無いものを比べることから始まり、
充実感のない日常の始まりです。

私の「ウサギとカメ」の教訓です。

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