Blogブログ

《こんにゃくイトウ》の居心地ブログ

  • HOME
  • ブログ
  • 《こんにゃく伊藤》の居心地ブログ【66】~男はちょっとワルいと思われたい~

《こんにゃく伊藤》の居心地ブログ【66】~男はちょっとワルいと思われたい~

【期待と心の葛藤】
少年漫画やドラマには、不良少年の抗争や
先生とヤンキー生徒の熱い友情を描いた作品などが
数多く存在します。
多くの男性はそんな《不良・ワル》に
少なからず憧れを持った時期があったのではないでしょうか?
私も中間トオルと加藤ヒロシがかっこよく見えて
ボンタン狩りが来たら、どう対処しようかと
考えたものです。(歳バレる…)
そんなワルに憧れて、
「昔も俺はワルかった!」と豪語する男性もおりますが、
そもそもなぜ、男性はワルに憧れを持つのでしょうか?

ここで重要になってくるのが、
《アイデンティティ》と呼ばれるものです。
アメリカの心理学者、エリクソンは、
「自分とは何か」
「どんな職業に就くべきか」
「社会の中で自分なりにどのように生きるか」
などといった、青年期の迷いから、
「自分はこのような人間である」
という自己意識を確立することを、
《アイデンティティの確立》と提唱しました。

このアイデンティティを獲得するために
社会的な義務や責任を猶予される期間を
《モラトリアム》といいます。
ただし、この《モラトリアム》は
社会的な時間軸(高校、大学を卒業するまで)などではなく、
心の中で葛藤する戦いの時期と捉えるます。
多くの人は《アイデンティティの確立》に悩みながら、
犯罪性のない大人へと成長していくわけです。

【期待とプレッシャーから逃れる手段】
ところが、この《アイデンティティの確立》が
上手くいかないと、自分のやるべきことが
分らないまま日々を過ごし、
自分が何者なのかわからないと、
《否定的アイデンティティ》を選択する場合があります。
例えば、
「いい学校に入学して欲しい」という親の期待や
「いい会社に勤めている夫」という家族や身近な人が望む
優秀な人間になるのは難しいし、自信が無い。
そしてそのプレッシャーに耐え切れず、
やがては全てに嫌悪が生じ、
「だったらいっそのことワルいヤツになったほうが楽!」
「ツッパってるほうが、自立した人間に見えてカッコイイ!」と
期待とは反対方向に進んでしまうのです。

男性は《立派な男であるべき》という社会通念から、
女性以上に《アイデンティティの確立》までの
葛藤やプレッシャーが強いと言われています。
その逃げ出す手段として
かっこよく見える立派な《ワル》に憧れるというわけです。
年齢的に大人になったとしても、
多少は誰しもがもつ気持ちではありますが、
その気持ちが強すぎると
犯罪に走る場合もあります。

【アイデンティティに固執しない】
アイデンティティという言葉が一般的に浸透したのは
ここ最近のことです。
その言葉と意味合いが価値があるものとされ、
《自分はこれです!》《自分はこれを一生していくんです!》と
決めて生きていくことが良いという風潮が少なからずあります。
しかし私は、自分が社会で《どうあるべきか?》《自分とは何か?》は
その都度アップデートしてもいいのではないかと考えています。
それは、常に世の中は変わるからです。
不透明で、不協和な世の中では、
ひとつの価値観だけで生きていくと
足元をすくわれてしまう可能性もあります。
「自分以外の何者でもない自分」は
常に進化させる必要があるというわけです。

ちなみに、
高校生のツッパリの代表的なヘアスタイルは
両サイドを後ろに流した
《リーゼントスタイル》です。
リーゼントと言っても、いろいろな種類が存在しますが、
歌手のエルビスプレスリーがしたリーゼントは
前髪を高くした《ポンパドール》との合わせ技です。
《ポンパドール》とは16世紀に存在した
ポンパドゥール夫人が行っていた髪型です。
このように、髪型でさえも進化はしていくんですね。
常に情報を吟味し、学んでいかなければ
取り残されて不運な人生を送ることになるかもしれません。

“事故”る奴は…“不運” (ハードラック)と
“踊”(ダンス)っちまったんだよ…

(歳バレる…。)

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事