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心理カウンセラー美容師ブログ【65】~話をよく聞く人の落とし穴~

【助言を聞くほど仕事の効率は落ちる】
真面目と言われる人ほど、
上司の話にしっかり耳を傾け
助言を実行しようとします。
実はこれが逆効果となり、
助言を聞けば聞くほど仕事の効率が悪くなるという
研究結果が存在します。

アメリカのジョージア大学教授、ルーリーは、
商品の仕入れに関する実験を行いました。
30回仕入れを行う際、「こうするべきだ」
という助言を
・毎回与えた人
・3回に1回の人
・6回に1回の人
上記3つのグループに分けて
仕事の効率を比較するというもの。
その結果
一番仕事の効率が良かったのが
・6回に1回助言したグループ
だったそうです。
反対に、効率が一番低下したのが
毎回助言されたグループでした。

一見、要領よく仕事を進めるためには、
上司から経験に基づいた助言をもらい、
それに従うことと思われがちです。
しかし、計画的に仕事が進んだとしても
助言を受けすぎると
「本当にこのやり方でいいのか?」
というような不安や混乱を招いてしまい、
上手く事が進まなくなってしまう傾向があります。

【どちらも成長しない】
現在、会社に出社して仕事するという価値観は
時代と共に薄れてきています。
ビジネス誌でもよく取り上げられますが、
・会社で集まっての無駄な会議
・仕事後のミーティングと称した飲み会
などは、昔の価値観で仕事をしていた方々に多いようです。
それをすれば効率が上がると思い、
売り上げが上がるという価値観で
上司の方々は部下に接しているのでしょうが、
相手に混乱を招いてしまっては、
元も子もありませんね。
反対に、
他人や上司からの助言が無ければ不安になるという
《情報依存》になる方もいらっしゃいます。
この方は助言や情報に頼りすぎるあまり、
主体的に物事を判断する能力が鈍ってしまっています。

効率よく仕事を進めるためには、
あまり助言は聞きすぎず、
自分のやり方を信じて考え、
突き進むほうが良い結果を得られるかもしれませんね。

【情報の多さが心の負担になる】
最近では、ネットの普及により、
ありとあらゆる情報が溢れかえっています。
自分自身で毎日目にする、耳にする情報を
取捨選択できれば問題ありませんが、
処理できなくなることも起こりえます。

これは《過剰負荷環境》というもので、
我々の生活はネット情報からTVのCM、
信号機から標識などの視覚情報に加え、
音や匂いなどあらゆる情報であふれている環境という意味です。
その環境を処理できなくなると、
《退避症候群》という行動をとってしまう方も。
これは、
負担が自分のキャパシティーを超えると
周りが見えなくなってしまい、
過剰負荷から退避する行動に出るというものです。

・重要でなければ無視をする
自分にとって重要ではないと思う情報や人に対して、
一切接触を持とうとせず、気配りをしない。
・責任は自分にないと決めつけ、他人に押し付ける
誰かが困っていても、自分が助ける責任はないと
無視してしまう。
・できるだけ短時間で処理しようとする
他人が何かを尋ねてきても、必要最低限のことだけを言い、
なるべく接触を避ける。
など、周りからすれば、
「冷たい人」や「変わり者」のように感じてしまい、
ご自身に自覚はなくとも
ますます孤立してしまうのです。

情報(助言も含む)は確かに大切です。
石器時代から人間は情報が無ければ
生きては来れませんでした。
しかし処理できず、心に不安や混乱を招いては
生きることさえ辛くなります。

人の話をよく聞く時間も大切ですが、
自分の声を聴く時間も大切にして、
心に余裕があるといいですね。

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